工学教育72巻第2号がJ-STAGEで発刊されました.
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsee/-char/ja/

  • 発行後12ヶ月以内の論文・論説等の閲覧については日工教の個人正会員,団体会員代表に限定しています。
  • 会員向け情報ページにて,それぞれの号でまとまったPDFデータを提供しています.

-発刊のご案内-

皆様のご協力のおかげで,無事に「工学教育」72巻2号を予定通り発刊することができました.オンライン公開ですので,クリックだけで閲覧可能ですので,是非,本号の内容をご確認ください.

さて,今月号は,一般号であり,工教言が1件,論文が6件,事例紹介が2件掲載されております.さらに,70巻4号に掲載された優秀論文の英訳論文が1件掲載されております.

工教言は,関東工教会長の横塚 寛氏(富士通)に書いていただきました.サステナビリティ経営と工学教育についての内容は,読者の皆様に,多くの示唆を与えるものだと思います.

また,論文6件の題目をキーワード的に紹介すれば,「学習ゲーム教材の開発」,「ロボット教育」,「COVID-19の影響」,「SDGs」,「指導法の検討」,「Online Learning During the Pandemic」と多様ですが,近年のトレンドも見えてきます.

つまり,「ゲームやロボットを用いた教育」,「SDGsとコロナ禍教育の検証」だと考えられます.是非,論文を読んでみてください.

2件の事例紹介では,「プログラミング教材」と「初年次導入教育」について紹介されておりますが,この2点も,従来から様々な取り組みが行われてきた事例ですが,この2件は,非常に興味深い内容です.

そして,2022年度の優秀論文が英語に翻訳されて掲載されております.日工教の新しい試みとして,優秀論文を英訳して広く世界に読者を広げようとしております.是非,読者の皆さまも,日工教の国際化にご協力ください.

後半部分では,「2023年度の国際活動の報告」や広場,オアシスなども,非常に読み応えある内容となっております.

日工教からのお知らせとして,「工学教育協会 第72回年次大会」が2024年9月4日(水)~6日(金)九州大学伊都キャンパスを会場として開催されますので,講演募集が掲載されております.読者の皆さまにおかれましては,是非,年次大会に出席のほど,なにとぞよろしくお願いいたします.

最後には,2023年度教育士(工学・技術)資格認定についてのアナウンスもありますので,この機会に,教育士の制度についても,興味・関心をもって頂き,まだ未認定の方は,是非,教育士の取得を前向きにご検討のほどなにとぞよろしくお願いいたします.

(編集担当:相知 政司)

お知らせ | 2024/03/21