2023年6月22日、日工教と日本の工学教育との連携強化と交流のため、タイ国の工学部長協議会(The Council of Engineering Deans of Thailand (以下、CEDT))との意見交換会を開催しました。当日はタイの主要13大学から40名の方が訪日され、日工教とCEDT間で幅広い意見交換を行い、今後、両団体間の国際連携の在り方を協議しました。

■工学教育論文誌、年次大会、教育士制度の紹介と連携について紹介
日工教からは国際委員会、編集出版委員会、教育士制度部会から複数の委員が出席し、論文誌(工学教育)の紹介と英語論文の投稿などの連携の提案、年次大会の国際セッションの紹介と英語論文の発表での連携の提案、教育士制度の紹介を行いました。また、マイクロクレデンシャルでの国際連携などに関して意見交換が行われました。
一方、タイ工学部長協議会からは、タイにおけるオンライン教育やMOOC(Massive Open Online Courses,大規模公開オンライン講座)の進展状況、タイ政府が主導してナショナルクレジットバンクシステム(国家単位バンクシステム, Thai Credit Bank System)の設計と実証実験が進んでいること、タイの工学教育、高等教育での最近の取組みの紹介がありました。

■タイ訪日団の構成大学
Mahidol University(MU)、Sripatum University(SPU)、Rajamangala University of Technology Thanyaburi (RMUTT)、Chiang Mai University(CMU)、King Mongkut’s University of Technology North Bangkok (KMUTNB)、Naresuan University (NU)、Burapha University (BUU)、Suranaree University of Technology (SUT)など13大学

お知らせ | 2023/06/22